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【陣痛を乗り切る!!】ママ頑張ろう&陣痛中の赤ちゃんの気持ち

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こんにちは、M.です☻


今日は助産師らしく(まだまだ修行中ですが)
これからママになる方に向けた記事を書こうと思います

今はコロナでなかなか出産前の両親学級とかがないから
少しでも需要があればと思ってます
(書きたいことが多すぎて長くなってしまうかもしれません)


赤ちゃんが産まれるまでの流れ

初産婦さんなら10分間隔
経産婦さんなら15分間隔くらいで
お腹が痛いな〜ってなったら陣痛スタートです。

最初は生理痛みたいな痛みから始まって
だんだん痛みが強くなってきて
最終的に陣痛間隔が短くなって赤ちゃんが生まれる
っていうのが大体の流れです(雑)

初産婦さんだと陣痛がスタートしてから
12〜24時間くらいかかることもしばしば・・・。

経産婦さんは前回のお産の経過だったり、
上のお子さんとの歳の差だったりで
つるんと生まれることもあれば、
「上の子より長かった〜」っていう方もいるので
状況によってマチマチです笑

まずは呼吸、リラックス

赤ちゃんが通ってくる産道は
骨盤とその周りの骨盤底筋という筋肉に囲まれてます。

痛くて痛くて力が入ってしまうとどうしても筋肉が硬くなってしまうので
まずは呼吸を整えてリラックスすることをイメージしましょう


・・・と言っても痛くて
そんなことやってられる場合ではなくなると思います笑


でもですね・・・
赤ちゃんはママが呼吸して送ってくれる酸素だけが頼りなんです

「酸素届けてくれないと苦しいよ〜泣」

ってなってしまうと赤ちゃんもしんどいので・・・

痛くてもしっかりと
鼻から吸って口からふーーっと長く吐く呼吸
を意識してあげましょう!

この呼吸法は、副交感神経を優位にする働きも持っていて、
副交感神経が優位=リラックスした状態に近づくので
お産も進みやすくなると言われています。

お産が進むというのは、赤ちゃんの頭がだんだん出口に近づいてくることに加えて、
子宮口(子宮の出口)が10cmまで開くことも必要です。

子宮口は通常正期産(37週)に入るまでは基本的に閉じていて、予定日が近づくとだんだん開いてきます。

(いわゆる内診ぐりぐりで開かせてるアレです笑)


子宮口が全開になるまでに力を入れてしまうと
産道を傷つけて出血が増えてしまったり
産道が浮腫んで赤ちゃんが出づらくなってしまうので
いきんでいいよ〜って言われるまでは
頑張って呼吸でいきみたい気持ちを逃しましょう!!

初産婦さんも経産婦さんもみんな怖い

初産婦さんは未知の痛み、経産婦さんは知ってるからこその怖さ

それぞれあると思います。

何回経験したって痛いものは痛いです。

痛いことが怖いのは人間の当然の心理なので
怖さを恐れずに受け入れてあげましょう!

痛みに合わせたマッサージの方法

産痛はお産の進みによって痛い部位や痛みの程度が変わってきます!!
最初は下腹部のあたりが痛いことが多いですが
だんだん腰や尾てい骨の辺り、お尻の辺りが痛くなります。

助産師は痛みの訴え方でもお産の進み具合を見てます♪)


出産に立ち会う方(パパだったり実母さん)は
痛いところを手のひらでさすったり
手をグーにしたときの手首側(伝わりますかね笑)で押してあげると楽になる場合が多いです

ただ、中には触らないでほしい
っていうママもいるので、ママがしてほしいことを
陣痛の合間にしっかりと伝えることが大事です


陣痛には必ず間欠期という痛みのない時間があるのでずっと痛いわけではないです!


ただ、今はコロナで立ち会い可能な病院とそうでない病院があると思うので、
なかなかパパに付き添ってもらうことが難しいかもしれません・・・。


私の勤めていた病院も一時期は立ち会い不可でした。

万が一、一人で出産に臨まないといけない場合にも必ず助産師はいますし、
しんどい時にはしんどいって言ってくださって大丈夫です


「忙しそうで声をかけれない・・・」
っていう雰囲気がもしかしたらあるかもしれません
(本来あっちゃダメなんですけど・・・)

でも、少しでも痛いのを和らげることが私たちのお仕事なので
何も気にせずに、その時してほしいことを伝えて下さい。



お尻の穴が押される感じが出てきたら赤ちゃんの頭はだいぶ下に下がってきています!
ゴールまではもう少しです。

(経産婦さんはほぼほぼゴールに近いと思われるのですぐ助産師に声かけて下さいね笑)


お尻の方が痛くなったら今度はグーで思いっきりお尻を押してもらいましょう
この時テニスボールやゴルフボールがあるといいです。
親指でピンポイントで押すのも効果的な時が多いです。


痛みの緩和方法は人それぞれ楽になるポイントが違うので
これが絶対いいよ!というものは紹介できないのですが・・・

たくさん試してみて、合うものを見つけてみて下さい!!

赤ちゃんもそこそこ、かなりキツイ!

ここまでママの大変さについて語ってきましたが、
実は出産って赤ちゃんにとっても相当キツイんです

なんと言っても陣痛のたびに子宮がぎゅーっと狭くなり、
狭い産道を通るために頭の形や向きを変えながらゆっくりと進んでいきます。
お産が進むにつれてぎゅーっと締められる強さも強くなるから酸素が薄くなることもあります。

だから赤ちゃんもかな〜〜〜り大変!!!


一説によると、赤ちゃんは自分が出産に耐えられる体力を備えた時に
自分で誕生日を選んで生まれてくるんだとか・・・


なのでママが赤ちゃんにできることはとにかく呼吸をして酸素を送ること!!!


(しつこいけど大事なので何度も言います笑)

ただ、吸うことを意識しすぎると過呼吸になるので、どちらかというと長〜く吐くことを意識して下さいね

必ずゴールは来る

終わりのない出産はないです。
促進剤を使って何日もかかる人も中にはいますが必ずゴールはあります。


心が折れそうになることもあるかもしれません。


でも赤ちゃんも頑張ってることを思い出して最後まで赤ちゃんと頑張りましょう!!


帝王切開になった時

帝王切開になったことをお産の後のバースレビューで
「悲しい」「残念だった」と言うママがたまにいらっしゃいます。


そう言うママの気持ちもよくわかります。
ただ、私が経膣分娩、帝王切開含めて色々なお産を見てきた中で感じるのは

逆子ちゃんや双子ちゃんで予定帝王切開だった場合でも、
お産の途中で赤ちゃんやママの元気がなくなってしまって途中から帝王切開になった場合でも
それはママと赤ちゃんが無事に出産を終えるための最善の手段だったんだということです。


そして普通分娩でも、予定帝王切開でも、緊急帝王切開でも
ママと赤ちゃんが頑張ったお産に変わりないです。

そして何より赤ちゃんが外の世界で1人で生きられるまでお腹の中で育てたことを誇りに思って欲しいです



♫おまけ♫

助産師って、結構人によって流派?というか・・・笑
学んできた環境によってお産への思いとか、母乳育児への思いが違うことがあるなあって
私自身が働く中で色んな助産師の先輩を見て思いました。

完全母乳派!!!とかね笑

ちなみに私は「赤ちゃんがすくすく育つならどっちでもいいじゃん♫」派です笑

もちろん母乳のメリットもたくさんあるけど完母にこだわりすぎてママの心と体が疲れちゃったり
赤ちゃんの体重の増えがイマイチだったら元も子もないと思うので
軌道に乗るまではミルクは全然追加してOKだと思ってます。


結構SNSの出産レポとかで
助産師さんによって言ってる事が違くて嫌な思いをした』
とか、
『自分が思い描いていた出産・育児じゃなかった』
っていうコメントを見て、助産師にも色んな考え方があって、色んなやり方があるけど、
ママの気持ちが第一優先でいいんだよ〜
っていうことがお伝えできていればなと思ってます


母乳育児についても今度記事にします!!

やっぱり長くなってしまいました(⌒-⌒; )


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