【妊婦さん必見!!】沐浴ってどんな感じ?必要なものは何?よくある質問まとめてみた!
こんにちは、えむです♪
今日はこれから赤ちゃんを迎える妊婦さんに知っておいていただきたい
新生児のお風呂(沐浴)についてお伝えします
今はコロナの影響で両親学級、母親学級などもなくなることが多いですし
入院中の沐浴の練習も縮小している病院が多いかと思います。
この記事で少しでも沐浴がやりやすくなるといいなぁと思っています♡
沐浴ってなんでやるの?
赤ちゃんは大人よりも皮膚が薄い&新陳代謝が活発です
なので1日に1回、体の汚れを落とす沐浴をしてあげる必要があります
以前、とある新米ママさんと赤ちゃんにお会いした時に
赤ちゃんの頭にびっしりと胎脂がついて、お肌トラブルが酷い子がいました
お母さんにお話を聞くと「不器用でうまくお風呂に入れられない…」とのことでした
沐浴は赤ちゃんの体にも大事なことはもちろん、
ママやパパと赤ちゃんとのスキンシップにも欠かせないものです♪
まだ免疫力が弱い赤ちゃんなので、大人と一緒に湯船に浸かることはNGです!
1か月健診の後は大人と同じ湯船でもOKです
ですが、首が座るまでは沐浴の方が楽だった〜という声もあるので
この時期はこうしないといけない!これはこうすべき!と考えなくても大丈夫です♪
用意するもの
沐浴は決まったやり方というのはありません!!
ベビーバスを使った方法や、シャワー沐浴やドライテクニックという方法もあります
今回のこの記事ではベビーバスを使う方法についてお伝えしますね
ベビーバス
ベビーバスはたくさん種類がありますよね。
お家の間取りや、沐浴を実施する場所によって選んでください
膨らますベビーバス
こちらは沐浴〜2歳まで使える空気を入れるタイプのものです空気を入れるものは収納に便利なので、場所を取らないメリットがあります
デメリットとしては腕が固定しにくいことが挙げられます
プラスチックベビーバス
こちらはプラスチック製のものです。3か月ごろまで使えます。収納の場所を取るというデメリットはありますが、この商品はシンクにおけるサイズです
プラスチック製のものは赤ちゃんの頭を支えるときに
腕を固定できるので手が疲れにくいかと思います
空気いれるものと、プラスチックのもの、どちらにもメリットデメリットがあります
沐浴をどこでやるか、誰がやるか、いつまで使うかによって選んでみましょう!
ベビーソープ
ベビーソープは固形のものとポンプ式のものがありますが
おすすめはポンプ式で泡で出てくるタイプのものです!
固形石鹸は赤ちゃんを支えながら泡立てるのが大変なので・・・
ガーゼ
ガーゼはお顔を洗う時に使います。
沐浴中にお腹にかけてあげると、ママのお腹の中にいた時を思い出して安心するので
お顔を洗った後はお腹にかけてあげるのにも使うので用意しておきましょう
その他便利なもの
・沐浴液
こちらはあってもなくてもOKですが、お湯に沐浴液を溶かして沐浴すると*ベビーソープが要らない(ベビーソープがわりになります)
*ぬるぬるしないので手が滑りにくい
*上がり湯が要らない
などのメリットがあります!
・洗面器
ベビーバスのお湯は赤ちゃんを入れると汚れてしまうので
お顔を洗う時のお湯を溜めたり、上がり湯をかけてあげるのに使います
やり方
まず赤ちゃんの着替えとタオルを用意
これを忘れるとお風呂から上がった赤ちゃんを濡れたまま待たすことになるので笑
必ず忘れずに準備をしておきましょう!!
お湯を溜める
大体38℃〜40℃程度、大人が手をつけて少しぬるいかな??くらいの温度で大丈夫です
湯温計は正直なところ用意しなくても大丈夫です!
赤ちゃんの準備
着ている服とおむつを脱がせます
このときにうんちをしていたら拭き取ってあげましょう
いざお湯へ!
洗う順番は顔⇨頭⇨首⇨胸&お腹⇨腕⇨足⇨背中⇨お股です
上から下へ、汚れているところは一番最後に洗ってあげます♪
①赤ちゃんの抱き方
右利きの方は赤ちゃんの頭を左手で支えて右手で洗います
赤ちゃんをお湯に浸ける前に必ず温度確認をもう一度しましょう
②お顔の洗い方
お顔はガーゼで拭うように洗ってあげます
この時ガーゼに含ませるお湯は綺麗なものを使いたいので
赤ちゃんが浸かっている浴槽のお湯ではなく、洗面器のお湯を使います
目元からやっていきましょう
目は目頭から目尻に向かって洗うのですが、この時注意することは
1回拭うごとにガーゼの面を変えてあげることが大事です
そしてお顔全体にいきます
その後、おでこ、ほっぺ、顎を3の字をかくように拭ってあげます
*お顔は服を脱がす前に拭いて綺麗にしてあげてもOKです
ただ、お顔に湿疹ができている時は清潔にしてあげたいので泡を使って
その泡の成分をしっかりと洗い流してあげましょう
③頭の洗い方
頭全体にお湯をかけてあげます
石鹸をよく泡立てて頭全体を優しく洗いましょう
この時、後頭部は手で支えているため洗いにくいと思います
背中を洗うときに一緒に洗えるので、この時は無理せず洗える範囲でOKです!
そして流します。沐浴中は一部位ずつ洗い流してあげましょう
石鹸成分が残らないようにしっかりと洗い流してあげます
水分を拭います
濡れたままだと、赤ちゃんは寒いのでお顔を洗ったガーゼをよく絞って拭いてあげます
④首の洗い方
赤ちゃんの首はシワが多いので埃や汗が溜まりやすいです
なのでしっかりと洗ってあげます
親指と人差し指をVの字にして洗ってあげます
⑤胸とお腹の洗い方
手のひらを使ってくるくると洗ってあげます
臍の緒が取れるまでは沐浴の時に取れやすいので
間違って流さないように気をつけましょう笑
⑥腕の洗い方
腕〜手にかけて親指と人差し指で○にして洗ってあげます
脇の下や腕のシワ、手のひらにも埃や汗が溜まりやすいです
赤ちゃんは手をぎゅっと握っているのですが、
赤ちゃんの小指側から指を入れると開いてくれますので、手のひらまでしっかり洗います
そして、赤ちゃんは手を口に持っていくので、手についた泡は洗った後すぐに流します
⑦足の洗い方
足はお湯に浸かっているので、どうやって洗うの?と思うかもしれませんが
お湯の中で腕と同様に付け根から足先まで洗ってあげて大丈夫です
この時お湯に泡が散ってしまいますが、気にせず洗ってOKです♪
⑧背中の洗い方
次!!沐浴で一番の難関の背中です!!!
赤ちゃんをひっくり返して背中を向けるのですが、慣れるまでは少し難しいです
注意することはひっくり返した後に赤ちゃんの頭をベビーバスのフチにぶつけないこと
また、お顔を水につけてしまわないことです
背中はお腹と同様に丸を描くようにくるくると洗ってあげます
この時、さっき洗いきれなかった後頭部も洗ってあげましょう
また、赤ちゃんの背中やお尻をしっかり見れるのは1日のうちにこのタイミング位なので
ブツブツができていたり、赤くなっていないかどうか確認しましょう
⑨お股の洗い方
最後にお股です。
女の子の場合と男の子の場合ではやり方が少し違いますが、基本はお尻は一番最後です
女の子:前から後ろにかけて洗う
男の子:象さんとタマタマの間に汚れが溜まりやすいので注意して洗ってあげます
最後にお尻を洗って終了です
⑩上がり湯〜お洋服まで
病院のような二層式の沐浴槽は一般のご家庭にはないので、最後は必ず上がり湯をします
洗面器に用意していたお湯を赤ちゃんにかけてあげます
もしくは大きめの洗面器であれば、その中に浸けてあげましょう
お湯から赤ちゃんをあげます
この時絶対赤ちゃんを湯切りしないでください!!笑
サッとお湯から上げて、タオルの上に置いて、抑え拭きをします
ゴシゴシ拭かないように注意しましょう
ある程度拭けたら、まずおむつをつけましょう!
特に男の子の場合は飛ばされる事件が多いので気をつけてください笑
お洋服を着せて終了です☆
よくある質問
病院で沐浴練習中にママたちからよくされる質問をまとめてみました!
場所はどこでやったらいい?
お風呂場でやらなければいけない決まりはありません!!
というか、お風呂場だとかがんだりしないといけないため、姿勢がしんどいと思います
キッチンのシンクや、リビングテーブルの上にタオルを敷いて沐浴をする人もいます
やりやすい場所、暖かい場所をお家の中で決めて大丈夫です♪
難しくて慣れない泣
沐浴は慣れるまで結構難しいです!
そして、ママは産後で腰回りボロボロ、貧血っぽさもある、疲れている
なので、1人でやる必要はないです!!
パパがいる時間に2人でやってもいいですし
具合が悪くなった時に赤ちゃんをパスできる誰かがいる環境でやりましょう
また、手のひらが大きいパパの方がやりやすいと思います
授乳はママしかできない育児ですが、沐浴はパパ担当♪にしてもいいかもしれませんね♡
また、赤ちゃんはお湯の中で足がプラプラと固定されないと不安になってしまうので
赤ちゃんの足をベビーバスの壁に当ててあげるなどすると安心して落ち着くことがあります
お湯の中でうんちしたらどうすればいい?
ぶっちゃけよくあります!!笑
もし序盤でされてしまったら、お湯を変えてやり直してもいいのですが
基本的にはそのまま進めてしまっても大丈夫です(⌒-⌒; )
お湯の中でのうんちを避けるためには最後の授乳から1時間後を目安に沐浴しましょう
お腹がいっぱいすぎると吐き戻してしまったり、うんち事件を起こしますし
空腹の時にやると、ご機嫌が悪くて暴れ泣きしている中で沐浴することになります
沐浴はいつやるのがいい?
沐浴はママとパパがやりやすい時間帯にやって大丈夫です
赤ちゃんの生活リズムを作るためにも、大体毎日同じ時間にやるのがおすすめです
先ほども記載した通り、授乳時間も考えてママ&パパがやりやすい時間を見つけてください♪
臍の緒はいつ取れる?
大体1週間前後でポロッと乾燥して取れます
お臍がとれた後も消毒は続けましょう
また、お臍がジュクジュクしていたり、血がついている、変な匂いがする時には
小児科に受診することをおすすめします
赤ちゃんの皮膚が乾燥している!!
赤ちゃんはお腹の中にいた時は羊水の中で乾燥知らずに過ごしていました
そして生まれて2〜3日経った後から皮膚がだんだん剥け始めます
乾燥しているように見えますが、自然な過程なのでこの時の乾燥は気にしなくても大丈夫です
2週間ほどでお腹の中にいた時の皮が全て剥けて新しい皮膚に生まれ変わります
脇の下や首についている白い油っぽいものは胎脂といい、赤ちゃんの皮膚をバリアしてくれます
なので胎脂は無理やり取り除かなくて大丈夫です